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プロジェクト座談会

アーバネックス淀屋橋

アーバネックス淀屋橋

2007年に竣工した「アーバネックス淀屋橋」は、当社の代表となる作品をめざしてつくられた、都心型賃貸マンションのシンボル的な物件だ。都心立地にふさわしいデザイン性・先進性・機能性を兼ね備え、周辺競合物件との差別化を図るため、分譲マンション並みの建築・設備仕様。都心での文化的刺激や利便性を存分に享受しながら、職、遊、住が一体となった行動的な暮らしを楽しみたいと願う人々の夢をかなえる理想の住まいとなっている。

新築物件施工の流れ

新築物件施工の流れ

都心の一等地に自社物件あり。さて、キミなら何を建てるか?

「さて、この土地にいったい何を建てるべきなのだろう?」
2004年11月、開発第一部で働いていた松岡は、ひとつの更地を前にして思案にくれていた。松岡が立っているのは、アーバネックス本社が入る「大阪ガスビル」から、御堂筋を隔てて東に徒歩3分 ほどの距離にある、まさに都心の一等地と呼ぶにふさわしい場所だ。

アーバネックスのデベロッパービジネスでは、大阪ガスや自社が保有する不動産資産の有効活用も大きなテーマだ。松岡が担当したこの物件も自社所有の土地であり、これまでは駐車場やマンションのモデルルームとして使われてきたが、いよいよ本格的に開発が行われることとなったのだ。

「梅田と並ぶオフィス街の中心である淀屋橋。交通の便はすこぶる良くその立地特性としては、オフィス、商業施設、ホテルからマンションまで何でも選択可能でした。だからこそ真剣に悩んだのです」。

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住の都心回帰、時代に先駆ける!

アーバネックスでは、物件は基本的に自社で長期保有することを前提としているので、開発用途を検討する際はつねに10年先20年先を見据えて考える。「オフィスビルにはやや狭いサイズの敷地面積のため長期的な収益予測が立てづらい。また、ホテルはというと、すでに近隣に2件ほど建築中で、将来の激しい競合が予想されました」

結局、当時の上司だった部長の言葉が、松岡の決断を促すことになる。「オフィスビルは御堂筋に面して視認性が高いなど特徴がなければ成り立たない時代になる。これからは店舗やオフィスと住宅の複合空間の需要が伸びてくるはずだ」。
この上司の言葉を受けて松岡は、賃貸マンション物件としての将来的な事業性調査をスタートする。実際、調査を進めていくにつれ鮮明に見えてきたのは、住の都心回帰傾向の高まりだった。とくに単身者・夫婦のみ世帯(DINKS)が増加しており、都心居住者のほとんどは一人あるいは二人世帯であり、約6割が周辺地に勤務する人々であることが示されていた。
2005年5月、松岡は賃貸マンション事業の提案書を会社に提出する。

「これはいけるぞ! 提案書をまとめ上げた時点で、わたしの中では従来にない新しい物件のイメージが大きくふくらんでいました」

中村 悠

アーバネックス淀屋橋が建ったのは、200坪の更地ですよね。ちょうどコンビニが2つ入るほどの大きさ。小さいけれど一等地だから、10年20年先も見越して、ここに何を建てるべきかを判断するというのは、本当に難しいと思いますね。

松岡 和秀

でも当社の開発の仕事の醍醐味は、複数の用途を検討できる。自由に自分の考えたことを実現できることですから。各部署の風通しも良く、いろんな担当の人が集まってしっかりと意見交換もしましたし、結論を出した時には悩みはしませんでした。

尾崎 景亮

若い人にも仕事を任せる風土がありますしね。ぼくもそうでしたが、若い時から現場の端っこに居させてもらえ、ある程度のことは任せてやらせてもらえる。こうした経験が、将来的な判断力のもとになっていくのだと思います。

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